居酒屋のチェーン店「魚民」赤羽店で提供されたもつ鍋に大量の虫が混入していたことを女性が画像と共にツイートし騒動となっています。
見たところによりますと、その数がすごい。
投稿者さんは1000匹くらいと表現されていますが、かなりショックな画像でした。
お店側からの謝罪や、保健所の検査も行われて騒動は一旦落ち着いたそうです。
お店側は白菜についていた虫だと説明したとのことで、野菜に虫がついているのはお野菜が美味しいからだとはよく言いますが、あまりに大量だったために今回の騒動になってしまったようです。
そこで、こちらの記事では問題のもつ鍋に入っていた虫が何だったのか調べてみたいと思います。
【画像】魚民赤羽店で虫が混入!
もつ鍋以外にも虫混入?
魚民 赤羽店やばすぎた
もつ鍋頼んだら、1000匹くらい虫が入ってた…
写真は取り分けた小皿のだけど、鍋は表面ブラックペッパーかな?って思うレベルで浮いてた
他の料理にも虫入ってて気持ち悪すぎる pic.twitter.com/TtlLhJsN3t— 望月ひよこ🎀 (@mochipiyo3730) November 15, 2021
衝撃の画像には、「他の料理にも虫入ってて気持ち悪すぎる」の文字が。
そうなのですね!自分で野菜を使う際にはしっかり洗うようにします!!💪
ちなみに、イカの一夜干しや豆腐にも同じ虫が入っていました…🥺💦— 望月ひよこ🎀 (@mochipiyo3730) November 16, 2021
お店の説明通りだとすれば、白菜を使った料理にだけ虫が混入するはずですが(それも大量だとイヤですが…)、豆腐やイカにまでついていたとなるとお料理全体が心配になってきますね。
クチコミも最悪の状態
今回の騒動が起きてからレビューや口コミが低評価に。
魚民赤羽店死ぬほど評価下がってて草 pic.twitter.com/BipjGObFOy
— ︎︎トウマ (@EX_cuti0n) November 16, 2021
虫入り鍋でお馴染みの、魚民赤羽店の評価がFFのGPA並みになってて草 pic.twitter.com/Io3sm4xzxR
— クーニィ (@Forever_rounin7) November 17, 2021
混入していた虫は何?
「魚民」を運営するモンテローザは会見で「(白菜の)洗浄不備が原因ではないかとの見解があった」と発言しています。
たしかに野菜には虫がついていることがありますが、1000匹もの虫が混入していて調理をした従業員や配膳した従業員は気が付かなかったのでしょうか。
モンテローザ側は、もう一度衛生管理を徹底し再発防止に努めるとしています。
それでは改めまして、白菜によく見られる虫について調べていきましょう。
そろそろミニチンゲンサイの葉をかきとって食べようかなと思ったらダニにやられて白くなってた。ダニ写した。調べた。ミドリハシリダニ科?ハクサイダニかしら?
背中に卵のっけてるのかと思ったら、背中に肛門があると。ってことは・・・(笑)#教えて虫の人 pic.twitter.com/w9YD7c0JSv— にゃごにゃ💉💉 (@nyagnya) February 5, 2020
白菜に付くことが多いからハクサイダニ。
そのままですが(笑)、ほうれん草や他の野菜にも害を及ぼす冬野菜の天敵なんだそうです。
体長は1mm程度とダニとしては大きいため肉眼で確認できます。
被害を受けたところは白く色抜けしてシワシワになるということで、そういう葉っぱはハクサイダニがいた証拠かもしれません。
白菜の縮れた葉の間に群生していたら見つけにくいかもしれませんね。
ぼちぼちいるアブラムシ pic.twitter.com/xjtxUFqKfr
— カトウヤスヒロ (@collin1012) November 17, 2021
野菜だけでなく草花、果樹、樹木でもよく見かけるアブラムシ。
私もトマトの栽培でよく発生させてしまいました。
体長は1~2mmと肉眼で確認できますし群生します。
やはり気が付かなければ取り除くことは難しいかもしれません。
2週間来れなかったから、ミニハクサイがダイコンハムシに食われまくった。。😭今日はダイコンハムシの幼虫と成虫との闘いでした。。100匹くらい潰しました😭気持ち悪い、ムリと思ってたけどだいぶ慣れました。。
ダイコンハムシの写真2枚はhttps://t.co/9FZGkTuJHTより pic.twitter.com/jKKSL7Uowz— みるおら (@BotMiyo) October 13, 2020
ダイコンハムシが好むのはダイコン、ハクサイ、コマツナ、ミズナということなので、白菜に付いてることも多いそうです。
体長4mm程度の丸みを帯びた成虫も、体長6mm程度のイボイボ状の幼虫も葉を食すため、放っておくと葉脈以外の部分を全部食いつくされてしまうそうです。
このほかにもSNS上では「チャタテムシ」の名前も見受けられました。
こちらは野菜につくというよりは、よく古い本などを開くと見つけることができる虫です。
おはようございます。今年も残すところ今日入れて2日となりました。
冬の生き物、見つかるのは小さいものが多いですが、またこれちっちゃいな!!はぐれチャタテムシのベイビーっぽい~。この透明感、余計に寒そうに見えるよ。誰かおくるみ、持ってきて😂#朝の挨拶 #年末 #寒波 pic.twitter.com/inwPRtCy9d— kaon@花織 (@329Kaon) December 29, 2020
チャタテムシだとすると白菜の処理というよりも調理室全体の改善が必要な気もします。
混入していた虫を食べたらどうなる?腹痛や吐き気などの健康被害の危険性は?
今回のように食事に虫が混入することを完全にゼロにすることは限りなく不可能ですよね。
居酒屋をはじめ飲食店の皆さんも努力はされていると思いますが、出会ってしまうとかなりへこみます。
しかも、気が付かずに食べてしまったかも?となった場合にはかなり不安になります。
今回の画像から、ハクサイダニ・アブラムシ・ダイコンハムシという虫を調べてみましたが、どれも多少でしたら食べたことで大きな健康被害が出ることはほとんどないようです。
しかし、ナメクジのように食べてしまうと危険な虫もいますので、やはり調理をするときは葉の裏までしっかり確認して洗うことが大切ですね。